コロナ禍での新年を迎えて(大森勇一弁護士)
明けましておめでとうございます。
昨年は,コロナ禍でなんとも息苦しい1年でした。
4月からの緊急事態宣言によって裁判所の業務もほとんど全て休止となり,業務再開後も裁判期日の入り方は通常時に比べてかなりの程度少ない状態が続いていて,依頼者の方々にはご迷惑をおかけしていることと思います。
そのようななか,当事務所はかねて懸案となっていたテレビ会議システムを積極的に取り入れて,依頼者の皆様との打合せに活用するとともに,裁判におけるテレビ会議方式による期日の進行にも対応してきました。
実際に使用してみると,画像と音声とにタイムラグがあったり,画像や音声の途切れが生じたりするなど,使い勝手は今ひとつの感はぬぐえませんが,最新のシステムの導入等も検討してまいります。
リーガルサービスはその提供する中身にとどまらず,提供するツールをも含めた総合的なものと捉えて,依頼者の皆様のご期待に沿えるよう更なる努力をしていく所存でおりますので,今年1年もこれまでと同様,宜しくお願い申し上げます。
令和3年1月吉日
曙綜合法律事務所
代表弁護士 大森勇一